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エディット通信(2021年立春号)

■AJEC編集講座「編集制作工程と編集者の役割」を聴講して

2021.2.5

 講師の藤本隆氏は,ベネッセコーポレーションのグループ会社プランディットにて,長年編集業務に関わられながら,ベネッセグループ各社向けの社員育成研修講師を務めていらっしゃいます。

 「印刷と組版の歴史」から始まって,写植とガラス文字盤について,オフセット印刷のしくみに関して,さらには,1冊の本ができるまでのきめ細やかなプロセスの解説まで,多岐にわたる充実した講演内容でした。画面に映し出されたパワーポイントの内容はシンプルかつ整理されたもので,聞くものを飽きさせない工夫が各所でなされていて,すんなりと頭に入ってくる講義でした。

 いくつか,印象的なお話を紹介させていただきます。

オフセット印刷のしくみ

 「刷版を巻き付けた「版胴」(この上部には水のローラーとインクのローラ―が接触している)と刷版のインクを転写するゴム製の「ブランケット胴」(下部に紙をブランケット胴に押し付ける圧胴と接している)がそれぞれ接して回り,ブランケット胴と下部の圧胴との間に印刷用紙を通して,そこに印字されていく様子を,動きをつけて解説。

編集者の仕事で大切なのは,「企画と規格」

編集者は,様々なプロフェッショナルに,扇状に囲まれて仕事をしている

後工程はお客様

編集者の時短術

 一般的な編集業務の解説とは一線を画し,藤本隆氏の長年のご経験が裏打ちされた臨場感と温かみのある1時間半のご講義でした。