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第3章 編集者に求められる技術と知識

6.常用漢字・現代仮名遣い・正しい表記

常用漢字・現代仮名遣い・正しい表記
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編集者は文章を書かなければならない」と言ったのは池島信平さん。文芸春秋の元社長である。これに加えて「企画を立てる」「原稿をとる」「校正をする」「座談会を司会する」「広告を作成する」ことを『編集者の仕事6カ条』として挙げている。すべてできなくてはいけないということだ。

編集者の文章はなによりも「わかりやすさ」を基本とする。そのためには,常用漢字・現代仮名遣い・正しい表記の知識をきちんと身につけておく必要がある。「会う」と「合う」と「遭う」はどうちがうか。「保証」と「保障」,「交ぜる」と「混ぜる」は? 同音語や同訓語の使い分けは編集者をいつも悩ませる。こうした言葉の知識だけでなく,的確な表現力も大切だ。常にものごとをよく見ること,いろいろな本や文章を読むこと,そして自分で考えること−−そうしたことを日々繰り返し実践することだ。

わかりやすい文章」は一度読めば頭に入ってくる文章,声を出して読んでつっかえない文章と言ってよい。主語と動詞の係りが明確で,1文1文はできるだけ短いほうがよい。書き出しに注意。書き出しが良ければ魅力的な文章になる