編集プロダクション エディット|教材編集・資格書編集・一般書編集

第3章 編集者に求められる技術と知識

18.MACで何ができるか

MACが印刷デザインのシステムを変えた
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いま「マッキントッシュ」というパソコンが出版・編集業界を席けんしている。略してMACというが,はじめは遊び感覚を取り入れた個人向けの楽しいパソコンとして世に出た。飛びついたのはグラフィックデザイナーたちで,瞬く間に彼らのデザインツールとして普及した。アプリケーションもDTP用の「クオークエクスプレス」,デザイン用の「イラストレーター」,写真加工用の「フォットショップ」に人気が集まり,デザイナーの“三種の神器”といわれた。

追い打ちをかけたのが新しい製版システムだ。MACで加工したデータはそのままフィルム出力できる。カラーの場合は4色分版の形でできてくる。これは画期的なことだ。MACが使えないと印刷デザインの仕事はできなくなってしまった。極端であるが,それに近い状況が生まれている。デザインができる,イラスト・図版が描ける,レイアウトができる,写真が加工できる,色が自由に付けられる,文字の組付ができる,写真やイラストを組み込んだ画面をはじめから見ることができる,修正や変更が自在にできる,さらに完成した紙面はそのまま製版フィルムになるのだ


注:最近では,WindowsPC・Adobe CS/CCでのDTP,モリサワパスポートのフォントが中心となっています。また,印刷製版はフィルムではなく,CTP(コンピュータ・to・プレート)が使われています。