編集プロダクション エディット|教材編集・資格書編集・一般書編集

第3章 編集者に求められる技術と知識

28.これからはデジタル編集の時代

デジタル編集の流れ
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最近はフィルム製版の作業をコンピュータでやってしまうようになった。製版屋さんは出版社やデザイナーからデジタルデータをもらってフィルム出力するだけになった。

それだけではない。文字原稿も写真もイラストも図版もデザインもレイアウトもすべてコンピュータで作ったり作業したりする時代になった。文字原稿はワープロで,写真はデジタルカメラで,イラストや図版はグラフィックソフトで,デザインやレイアウト・原稿類のセットはDTPソフトを使って編集していく。そして,できたものをそのまま製版会社に渡せば,製版されたフィルムができあがってくる。まさにデジタル編集の時代がやって来たのだ。

デジタル編集とは原稿から組付・製版まですべてデジタルデータで行うことを意味するが,もちろんすべての原稿が最初からデジタルでなくてもよい。もとはアナログ原稿でも一度デジタル原稿に変換して処理することができるのだ。

しかしデジタル編集の時代になったとはいえ,いままでのアナログ的なシステムが完全になくなったわけではない。いまはまだ共存の時代だ。編集者には両方の知識が要求される。