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エディット通信(2021年大暑号)

■第4回関西教育ITソリューションEXPOを見学して

2021.7.20

例年に比べると,出展社や見学される人々は少なめでしたが,文部 科学省が打ち出したGIGAスクール構想に,各自治体が具体的な方向 性を考えるきっかけとなる展示会でした。

あるブースでは,自社のeラーニングシステムをノウハウとして, 他社の別教材のオンラインシステムを構築された話をうかがいました。
すでに紙媒体のコンテンツがあるなか,スマホやタブレットでも解 答ができるようにしたり,自動採点ができる仕組みを構築されたり したそうです。

また,あるブースでは,テスト結果を,AIによる自動採点で行い, 当人の学習理解度を完全オンラインで判定できるシステムのお話を うかがいました。

教師側として頭を悩ませる,生徒ごとの成績推移を管理でき,その 推移の分析内容も把握できるそうです。

生徒側だけでなく,教師側にも有用なシステムであると思いました。

DX時代の新しい大きな波に飲み込まれないようにする努力は,今 まで考えたことのない小さな違和感や問題点を解決していくために, どうしても必要なものだと痛感しました。

そのためには,教材制作編集者は,
「学習者がどんな問題点を抱えているのか」
「学校や教師が日々,どんな課題を抱えているのか」
ということを細かく認識しておく必要があるのではないかと考えま した。
このような問題意識は,各社が配布する「実践事例集」で学ぶこと ができます。

今回参加したのは,大阪で行われた展示会でした。
首都圏の展示会では,見学しにくい地域の方が,たくさんいらっし ゃっていたそうです。
あらたな商談の場が増えていることを感じました。

このご時世,オンラインセミナーやオンライン商談の場が活況を呈 していますが,やはり目の前の人と話しながら,質問し,話し合い が深まり,商談へとつながる流れは,リアル展示会ならではの大き な醍醐味だと改めて実感した次第です。

この展示会の主催社が動画で紹介していた出展社の感想を見ている と,「毎年出展している。それは,成果がしっかり出るからだ」と 言われていました。

老舗のメーカーだけではなく,新たな企業が知名度の無いなか,な んとか教育業界で力を発揮したいという熱意が,毎年の出展へとつ ながり,結果,大きく成長する企業になっていかれるのでしょう。 大いに刺激を受けました。

展示会場は,コロナ感染症対策がきちんとなされており,安心して 会場を見学することができました。

【参考動画です】
●2021年 教育総合展(EDIX)関西 出展社・来場者の声
https://www.youtube.com/watch?v=Xg4GLBImBMQ

(文責:名古屋本社・企画ソリューション部 伊藤隆)