編集プロダクション エディット|教材編集・資格書編集・一般書編集

エディット・メールマガジン/バックナンバー

エディット通信(2022年 神無月号)

■AJEC(日本編集制作協会)教材部会
「これからの教材編集プロダクションに大切なこと~「進研ゼミ」の制作プロセス改革を事例として~」を聴講して

2022.10.04

皆さまへ

いつもたいへんお世話になっています。
エディットのメルマガ「エディット通信」(2022年神無月号)をお送りします。

今回は,株式会社プランディットの代表取締役社長清水里子様より貴重なお話を聴くことができましたので,その内容をまとめております。
よろしければ,ご一読いただけますと幸いです。

このメールは,エディットの社員が名刺交換またはイベント等で名刺をいただいた方に配信しております。
ご不要の場合は,お手数ですが,メールにてご一報ください。


■AJEC(日本編集制作協会)教材部会
「これからの教材編集プロダクションに大切なこと~「進研ゼミ」の制作プロセス改革を事例として」を聴講して


「これからの教材編集プロダクションに大切なこと」として,株式会社プランディット代表取締役の清水里子氏よりお話をいただきま した。
清水里子氏は,私立中高一貫校での勤務,ベネッセコーポレーション「進研ゼミ中学講座」編集長,事業本部長,「ものづくり改革室」 室長などを経て,2020年より株式会社プランディットの代表取締役社長をされています。

今回の講演では,主に《ベネッセグループとしてこの3年間に取り組んできたこと》を中心に語っていただきました。

編集プロダクションとしての課題と直結する「事業を取り巻く変化」「オンライン校正の事例」という話題はとても興味深いものがあり ました。

ともすると,現状維持・思考停止の動きになりがちな制作プロセスを,コロナ前に意識的に改革されようとしたところへ,コロナ禍に 突入し,変革を余儀なくされたと振り返られます。

GIGAスクール構想が活発化するに際し,家庭学習と学校の学習とがシームレス化するに伴い,進研ゼミの変革が求められました。
また,作り上げてきた通信教育事業のオンデマンドシステムは,このデジタルサービスへのシフト変化には,足かせになりかねない課 題も含まれていました。

これらをクリアにするために,清水氏は強いリーダーシップを発揮して,制作現場のみなさんと力を合わせて突き進みます。
ものづくり変革の根っこには,「顧客起点」「全体最適」が必要ととらえる中で,
・顧客ニーズに迅速に対応すること
・顧客価値最大化の仕組みづくり
を行動指針とし,
・既存コンテンツ活用
・外部リソース・オープンイノベーションの活用
を手段として動き出されます。

清水氏が掲げたテーマは 「デジタルサービスにおける顧客価値のスピーディな実現のために工期・コストを大幅に削減すること」でした。
具体的な事例の一つに「オンライン校正」があげられます。

そこで期待されるのは,
・時間とコストの削減
 →「紙のお届け・戻し」にかかる往復2日間とそれにかかるコストの削減
・人力を付加価値の高い領域へ
 →ゲラのコピー・スタッフへの発送,ベネッセ・プランディットへの返送の廃止で,人力を付加価値の高い領域の仕事に注力してもらう
・外部スタッフのデジタル対応
 →80~90%のデジタル移行を目指す
です。

一方で,「Brushup」というデジタルツールで進められるように,「Brushup」開発側とプランディット側とで,利便性を上げるため の改訂を積み重ねてこられました。

進めるなかで,Brushupのメリット(ゲラのコピー代・発送代のコストカット)もありますが,
・書き込みの文字量に限界があるので,校正スタッフのITスキルに左右される
・紙の行き来の2日間は削減できたが,複数の校正結果を集約するのに手間取る
などの課題も出てきています。

これらを単年度ごとに解決して,変革を進めようとされています。

清水氏の言われる,編集者がそれぞれの強みを棚卸しして,強みを飛躍させるためには,
・教科力×改善力
・編集技術の活用
・制作のための設計力
・物事の見方やセンスを磨くこと
を掲げられています。

近ごろの編集プロダクションが求められる力は,まさにこれではないかと目から鱗でした。

新しい業界のかたからお仕事をいただくたびに,今までの自分たちのやり方を基準にして,受け応えをしていましたが,エディットに とっての「顧客」を起点とした仕事の設計力を,改めて養っていく必要性を感じることのできた講演でした。




■エディットのお薦め記事・お薦めサイト・エディット各種サイト


【エディットお薦め記事】
●WordPress(ワードプレス)とは
●インタビューにおける編集者の役割は?【成田幸久のコンテンツ相談室】
●Word(ワード)で「校正・校閲」する方法!文章校正機能を活用して誤字チェックをしよう!
●GIGAスクール2年目! 学習指導要領が求める資質・能力を育むために1人1台端末とクラウドで授業を変えていこう
●学習者用デジタル教科書について
●『ネットで学べる無料動画授業等のリスト』


【エディットお薦めサイト】
〇日本文藝家協会
〇日本図書教材協会・全国図書教材協議会
〇教科書協会
〇毎日ことば
〇日本編集制作協会

【エディット各種サイト】
□「エディット」のHP
※ぜひ「エディットの強み」をご覧ください。
□ EDIT HOT LINE
※エディットはこんな形で仕事をさせていただきます。

□「エディット」の最新実績の紹介
□「エディット」の情報コーナー
□「エディット」Facebook
□「エディット」Twitter

━━【本づくり,教材づくりでお困りのときはエディットへ】━━
株式会社 エディットhttps://www.edit-jp.com/
(名古屋本社)
〒451-0046 名古屋市西区牛島町5-2 名駅TKビル6F
phone:052-586-0631 fax:052-586-0632
(東京オフィス)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-25 飯田橋ハイタウン727号
phone:03-5225-0981 fax:03-3266-5072
(大阪オフィス)
〒541-0041 大阪市中央区北浜3-5-19 淀屋橋ホワイトビル612号
phone:06-6208-0501 fax:06-6208-0502
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールは,エディットの関係者が名刺を頂戴した方に配信して います。 ご不要の場合は,お手数ですが,メールにてご一報ください。