編集・制作の仕事,引き受けます。
株式会社エディット 代表取締役 小林哲夫
教材づくり,本づくりを始めて39年,受注編集の仕事に携わって25年。学習教材や文章を中心とした書籍・雑誌の編集・
制作の仕事をさせていただいております。私は,この名古屋で少しでも長く“文章加工”の仕事をしつづけていきたい,またこの地域で“受注編集”の仕事を成り 立たせたいと考えてきました。
その想いが,カタチになってきました。
現在,社内スタッフは約60名,外部スタッフも約200名以上と,多くの協力者に支えられて,学校教材と一般書を中心に 編集制作業務を行っています。
さらに,2007年8月より東京・飯田橋に本格的な東京オフィスをスタートさせました。
::: 項目一覧 :::
■約40年の本づくり経験を生かして
■幼児ものから小・中・高校向け全教科の学習教材づくり
■企画・原稿制作から印刷まで,どの過程からも受注!
■一般書・月刊誌などを編集!
■InDesign,EDICOLOR,QurakXPressなどのDTPシステムを導入…デジタル編集をいち早く実現!
■活発になった名古屋の商業的な出版活動
■定着・安定している学校直販の出版社
■教材出版社の外注委託ふえる
■名古屋でも期待高まる編集専門会社
■実務能力を大切に!
■編集のファミリーレストランとして
■企業出版の開発・普及を図る
■「EDINET」の推進
★「EDINET」の内容
■組織づくりと社内の能力開発を柱に
■約40年の本づくり経験を生かして
私どもエディットの仕事の第一の柱は,何といっても幼・小・中・高校生向けの家庭教材,学校教材の編集・制作業務で す。私自身の編集稼業は,大阪・東京・京都時代の8か年を合わせて,すでに39年が過ぎようとしています。勤めた出版社は 教育図書・教材関係の出版を主とする会社が多く,やはり仕事の中心は幼・小・中・高の教材づくりでした。
しかし童話や一般書・新聞・雑誌またカセットを使った音声教材・ラジオ講座用テキストあるいは一般の全集ものや図 鑑・大型企画本・セット教材など,さまざまなジャンルの仕事を経験し,いつのまにか本の編集職人みたいな感じになって しまいました。
さらに名古屋,大阪,東京,京都と渡り歩き,場所によって,いろいろな考え方や仕事のやり方があることを知りました。
また,じつに多くの人にお世話になりました。おかげでこの仕事にとっていちばん大切な「人とのつながり」もたいへん広
くなったと思っています。 そのあと17年間,東京デザイナー学院名古屋校で,編集デザイン科の講師をやりました。編集プロダクションを経営しながらの週1回の非常勤講師でしたが,それまでの編集放浪時代の体験がけっこ う役に立ちました。
こういった経験が出版業界でどれだけ生かせるか,じつはこれが自分の基本的なテーマだと思っています。
■幼児ものから小・中・高校向け全教科の学習教材づくり
エディットは,子ども英語教材,知能開発教材,ぬり絵本,絵カード,歌カードといった幼児用の教材から,ドリル・ワーク・
テスト・問題集といった国・数(算)・社・理・英の小・中・高の学習教材や入試教材・学習参考書の編集・制作をもっとも得意としています。 内部スタッフは,各部門,各教科の専任がいますので,セット物,シリーズ物のときは一括受注できます。
幼児ものはワールド外語学院の子ども英語教材,小学生用は文溪堂の学校教材やパワー学習,正進社の「国語テスト」「算数テ スト」,新学社のポピー「夏ジャンプ」,増進会出版社(Z会)の小学生英語や会員情報誌,自社開発の小学生のための中学準 備英語「ハローイングリッシュ」を手がけました。
中学生用では,ベネッセコーポレーション,東京書籍,Z会,旺文社,学習研究社,光文書院,暁教育図書,創育,学校図書, 学宝社,中央出版,新学社,吉野教育図書,学書のドリル・ワーク・テスト等の直販・書店・塾・家販・訪販大型セッ ト教材,高校入試用はベネッセコーポレーションの中学進研ゼミ「県別高校入試の傾向と分析」や東京学参の「高校別入試問題シ リーズ」の仕事をはじめ,各社の入試対策教材を多数作らせていただいています。いま名古屋の大手書店に並んでいる「愛知私立 高校別入試問題集」全30巻は東京学参の委託でエディットが毎年手がけている書店向け学習参考書の一つです。
また,高校ものはベネッセコーポレーションの高校進研ゼミ・英語「エンカレッジ」シリーズや啓林館の理科指導書や「大学入 試センター試験」シリーズ,数研出版の教師用指導書,学習研究社のセンター試験対策本,東進スクールの『名人の授業』シリー ズなどの仕事をさせていただいています。
■企画・原稿制作から印刷まで,どの過程からも受注!
教材編集は,ほかの出版物と違ったいくつかの独特のやり方・制約があります。 企画一つを取り出しても,準拠ものと標準版あるいはワーク・テスト・ドリルといったジャンルで,基本的に押さえておかなけれ ばいけない条件がいくつかあります。
教材作りの独特さはやはり携わった者でないとわからないところがあります。
ただ言えることは,本作り・編集技術のあらゆる面が集約された仕事であるということです。教科の知識はもちろん取材・文章 ・表記・デザイン・レイアウト・写真・イラスト・図版・DTP組版・校正・製版・紙・印刷・製本にいたるまでの知識がすべて 必要になってきます。
これらのノウハウをどの過程からでも提供できる会社でありたいと思っています。
現実に各社において,企画だけ,原稿だけ,整理だけ,組版だけ,表紙だけ,カタログだけ,イラストだけ,図版だけ,校正だ け,貼込みだけといった形の仕事もいくつかやらせていただいています。
■一般書・月刊誌などを編集!
教材の編集・制作以外に,一般書籍・雑誌編集部門として取材・写真撮影・執筆・編集・校正・イラスト・デザインの仕事があ ります。あくまで文章を中心とした出版物・印刷物をやらせていただいています。
PHP研究所,ユーキャン,ナツメ社,成美堂出版,双葉社,日本経済新聞出版社,実務教育出版,中経出版さんには,いつも お世話になっています。また,中央出版の『その時歴史が動いた』シリーズ,青樹社の女性向けインターネットノウハウ集『わく わく』シリーズ,一橋出版の『介護福祉ハンドブック』シリーズ,『環境』シリーズ,『障害者福祉』シリーズ,文溪堂の『小中 学生インターネット』シリーズ,中央法規出版の『21世紀の地域づくり』などを手がけました。
かつては,日本ビクターのCDブック「地球の音楽」全80巻や同朋舎出版の『横浜都市デザインフォーラム公式記録集』『現代 ・世界の建築家100人』『子どもの運動遊び』,河合塾の『データベースを知る』,名大社の求人案内誌「就職ガイドブック」, S&Tプランニングさんの女性向け月刊誌「ハロージャーナル」,単行本では『民は衣食足りて』『子育ては自分育て』『地球は 生きている』『ボランティアの未来』などを編集・制作させていただきました。
■InDesign,EDICOLOR,QurakXPressなどのDTPシステムを導入…デジタル編集をいち早く実現!
エディットの編集部では,InDesign-DTPやEDICOLOR-DTPがプレゼンテーションやレイアウト,組版に大活躍しています。弊社の製作・編集物はすべて最新のDTPデジタルシステムで作られています。
多品種・少ロットこそ出版の本質です。それに加えて,少コストで期間の短縮を実現してくれるのがDTPです。DTPは編集 技術の革命と言ってもいいでしょう。
エディットでは,いち早く本格的なDTPを導入して,デジタル編集,新しい本づくりを軌道に乗せています。
■活発になった名古屋の商業的な出版活動
東京からみた場合,一昔前の名古屋は書籍を中心とした取次ルートの独自の商業的な出版活動は皆無に等しかったといえます。
教育書の黎明書房や思想書の風媒社といった専門出版社が独自の思いを持ってがんばっていましたが,その出版規模は大きなもの
ではありませんでした。しかし最近では,上記2社に加えて,総合出版社への道を歩む中央出版や「名古屋を起点とした」シリーズでタウン情報や地域 文化を矢継ぎ早に掘り起こし出版化している勢いのある雑誌系出版社ががんばっています。
KTC中央出版がNHKとタイアップして発行している『その時歴史が動いた』シリーズは,最近までエディットで編集・制作 をさせていただきました。
■定着・安定している学校直販の出版社
岐阜・羽島に本社のある小学校教材の老舗の文溪堂をはじめ,中学校教材の浜島書店,学宝社など,学校向けに各種教材を出版 したり,学書のように小・中学生用の塾向け教材を発行している学習図書関連の出版社はこの地域に意外と数多くあります。また,中央出版のように,販売会社から出発して,家庭直販教材の開発・発行で出版社としての基礎をつくり,いま総合出版社 をめざしている会社もあります。
これらの出版社は,出版物が学校教材であり,販売方法も顧客直接販売であるため,名前があまり知られていない会社もありま す。しかし出版社所得ランキングなどを見てもわかるように,会社規模は一般書の出版社やタウン誌類の雑誌社とは比較にならな いほど大きく,また毎年の売り上げも定着しており,企業的にもほかのジャンルの会社と比べて安定しています。
各社とも自社ビルを建設したり,文溪堂のように株式上場した会社も出ています。
書店ルートや出版流通の東京集中化・中央集権化に対抗して,名古屋独自の出版活動のあり方を探りつづけた成果であると言っ
てよいでしょう しかし,地味で質素でしかも無駄を徹底的に嫌い,冒険をしない名古屋人気質にぴったりの出版商法であることはまちがいない ようです。
学校直販の最大のメリットである「発行部数を前もってある程度つかむことができる」という点,それから西にも東にも動きや すい地理的な環境が,名古屋における直販の出版活動を活発にしているようです。
■教材出版社の外注委託ふえる
名古屋の「出版」のおもてだった特徴については上記のようなことがいえますが,内部的な編集・制作面から見た場合,一般書
の出版社や雑誌社は企画から編集・制作・発行業務までほとんどを内部で進めています。社外を使うとしても1スタッフとして個
人的に仕事を発注する形をとっています。東京の出版社のように編集プロダクションのような組織や企業に企画や編集・制作の仕
事を委託する会社はまだ名古屋では少ないようです。しかし学習教材を発行している出版社は編集・制作業務を外部の専門編集会社に委託する傾向にあります。すでに20年以上前か ら自社の半分近い仕事を東京の編集プロダクションに外注している会社もあり,地元名古屋の編集制作会社に対する期待が高まっ ています。そのほかの名古屋の出版社も「編集プロダクション」の実態や能力について少しずつ理解してきており,共同で本を 作っていく姿勢が生まれています。
■名古屋でも期待高まる編集専門会社
名古屋での受注編集の仕事はほとんどが企業PR的な要素を持った雑誌や書籍です。 就職情報誌や不動産情報誌あるいは会社案内的な企業PR雑誌は,この名古屋でも数・量ともに急速に拡大しています。
これらはかつては広告制作会社やデザイン事務所の片手間の仕事でした。しかし今はその仕事が主流になってきています。スタ ッフもグラフィックデザイナーからエディトリアルデザイナーが要求され,求人広告も専門のコピーライターやレポーターを指定 する会社が増えています。
いま「名古屋ではデザイナーは食えないが,コピーライターは食える」と言われています。デザイナーあるいはその卵はたくさ んいますが,コピーライター・レポーターといった,取材ができ情報や文章を加工する人材が少ない,需要に追いつくだけのスタ ッフの確保ができていないというのが名古屋の現状です。
その意味では,いままさに名古屋は情報や文章の加工屋としての編集専門プロダクションが必要とされているといえます。
■実務能力を大切に!
いまこの名古屋で仕事をしていて,地方の編集プロダクションとして,これからどういう姿勢で取り組んでいったらいいのか,
いろいろ考えています。 学習教材や書籍の編集・制作業務は,ご存知のように,細密かつ煩雑な作業を要求される仕事です。日程に追われ,膨大な量を こなしながら,1ページ1ページの品質を保っていくことは容易なことではありません。
とくに子どもたちが使う学習図書教材はミスがなくってあたりまえ。しかし誤りのない教材を作ることがいかに大変な仕事であ るかは経験してみればすぐにわかります。
編集者のもっとも大切な仕事はどんな良い本を作ったらいいかを考えることです。しかし,執筆された原稿をいかに読みやすい 本,分かりやすくミスのない教材に仕上げるかという仕事もわれわれの大切な仕事です。
■編集のファミリーレストランとして
「取材,執筆,写真,レイアウト,なんでもこなせるのがスタッフの条件」と言われたのは「ぐるーぷ・ぱあめ」,「編集者は “時価”であり,その価格は変動する」と教えてくれたのは小沢和一青春出版社社長です。編集の仕事はよく「料理」にたとえられます。いい材料を仕入れ,ほどよく煮たり,焼いたりして,おいしく味付け,それにふさ わしい器を用意して,お客様に賞味していただく仕事です。
ならば,編集制作会社は“レストラン”ということになります。
東京の編集プロダクションは高級専門のレストラン。その分野ではどこにも負けない一流の編集能力を持っていることが大切と
言われています。しかし地方で継続的に仕事をしていくためには専門性や一流技術よりもある程度なんでもできる幅広い能力が要
求されます。 和食・洋食・中華なんでも注文に応じて料理ができるファミリーレストラン……まずはそこから出発することになります。値段 もファミリーレストラン並みです。
御用聞きの精神,器用貧乏の心意気を嫌っていては,地方の編集会社は成り立ちません。
■企業出版の開発・普及を図る
名古屋はこれからの街です。企業も人も底力を持っています。 戦国武将の三人を例にあげるまでもなく,バイタリティーはどこにも負けません。ただ,いままでなんとなく「田舎臭い」と馬 鹿にされてきたのは「表現力」に欠けたからです。自分たちの持っているノウハウを相手に伝えることがへただったからです。強 力なメディアも少なく,優秀な表現技術者も力がつくと,東京へ引っ張られていってしまいました。
しかし,インターネットの普及,電子メールの活用によって,ほとんどの情報がリアルタイムで全国を流れ,クリエーターたち も居ながらにして,中央や全国と直接に仕事ができるようになり,いま名古屋も一気に活性化しつつあります。
この勢いの中で,なんとか企業出版の動きをつくりたい。出版社の出版活動には限界があります。とりわけ名古屋ではそうです。
その意味でも,無尽蔵にある各企業のノウハウを少しずつでも形にしたい,ぜひそういう仕事をやってみたいと思います。
■「EDINET」の推進

このたび,エディットでは,ささやかながら,出版・編集者の情報交換・ネットワークづくりを目的にした非営利の編集者Web サイト「EDINET」をスタートさせました。
URLは,http://www.edinet.co.jp です。また,E-mailは,info@edinet.co.jp です。
この「EDINET」は,編集を職業とする人たちが会社や組織を離れて個人の立場で気軽に参加でき,日々の編集活動に役立つ有益 な情報・ノウハウを紹介・交換しあい,編集者どうしのネットワークづくりを目的にした非営利のホームページです。
おもな内容は,とりあえず以下のように構成しましたが,これから編集者のみなさんの意見をお聞きし,またみなさんがお持ち の情報をどんどんお送りいただいて,充実した内容に作り替えていきたいと思っています。
全国の編集者が気軽に楽しめる自由な「EDITOR'S SIGHT」,「EDITOR'S LIBRARY」いわば「編集者の,編集者による,編集者のた めのコミュニティーサイト」を目指したいと思います。
ぜひみなさんのご協力をお願いします。
★「EDINET」の内容★
●最新業界情報……出版・編集に関する最新情報・ニュース・動向を紹介します。●イベント情報……出版・編集に関するイベント・セミナー・各種行事を紹介します。
●DTP・プリプレス情報……編集者に役立つDTP・プリプレス関連情報を掲載します。
●編集の仕事あります……出版社・クライアントからの仕事の発注情報を紹介します。
●編集の仕事します……プロダクション・フリーランサーからの受注情報を紹介します。
●編集者の広場……編集者の投稿欄,エッセイコーナー。記名,無記,ハンドルネーム問わず。
●編集者座談会BBS……編集者のネット座談会。本づくり・編集に関する情報交換の場。
●出版情報関連リンク集……ネット上にある最新出版情報を見ることができます。
●出版社リンク集……全国の出版社のホームページにアクセスできます。
●新聞社リンク集……全国の新聞社のホームページにアクセスできます。
●編集プロダクションリンク集……編集プロダクションのホームページにアクセスできます。
●フリーランサーリンク集……全国のフリーランサーのホームページにアクセスできます。
●SOHOリンク集……全国のSOHOのホームページにすぐアクセスできます。
●印刷会社リンク集……大手の印刷会社のホームページにアクセスできます。
●編集専門学校リンク集……全国の編集専門学校のホームページにアクセスできます。
●役立つ学習教材編集コーナー……学習教材の編集者に必要な情報の掲載・リンク集。
●役立つ一般書編集コーナー……一般書の編集者に必要な役に立つ情報の掲載・リンク集。
●役立つマルチメディア編集コーナー……マルチメディアの編集者に必要な情報の掲載・リンク集。
●役立つ企業出版編集コーナー……企業出版の編集者に必要な情報の掲載・リンク集。
●編集者のための書籍案内……編集者が読んでおきたい書籍を紹介します。
●これから編集者になる人へ……若手編集者のための編集入門講座。
●E-mail Magazine「エディネット通信」……編集者に役立つ情報をお届けします。
●OFFICE……「EDINET」を編集・運営しているコーナーの紹介です。
■組織づくりと社内の能力開発を柱に
編集プロダクションの生きる道はひとえにヒューマン・ネットワークづくりにかかっています。1) 執筆・校正・イラスト・図版・デザインなど,フリーランサーたちとのネットワーク
2) 組版(DTP)会社さんや製版・印刷会社さんとのネットワーク
3) 地元プロダクションとのネットワーク
4) 主婦パワーとのネットワーク
これらのネットワークこそ,編集プロダクションの最大の武器だと思います。
エディットでは,いま次のようなスローガンを掲げ,がんばっています。
1) スタッフからディレクターへ
2) ノウハウの客観的な蓄積
3) 発想の転換,前向きの知恵を大切に
4) 合理・公正・協力
5) 職場と自分の活性化
6) 柔軟性と専門性……バランス感覚を磨け
これらは一般企業が社是・社訓としたり,社内教育の標語として掲げたりしているものですが,生産手段は社員一人ひとりの能 力だけという編集制作会社にこそ必要なテーマであるといえます。
エディットはこんなことをやったり,考えたりしている会社です。ぜひ一度,お越しください。