エディット通信(2023年小暑号)

エディットのメルマガ「エディット通信」(2023年小暑号)をお送りします。
このメールは、エディットの社員が名刺交換またはイベント等で名刺をいただいた方に配信しております。

■AJECオンライン6月編集講座「編集の基礎ー工程と役割ー」を聴講して

プランディットの藤本隆氏の講座は、3年目となります。
今回のテーマは、3度目の聴講となりますが、毎回新たな発見のある内容となっています。
冒頭で、藤本さんより「日常は、仕事とプライベートが融合していて、いつも編集のネタを探しています」とご自身のことを言われていました。
そのスタンスが今回の講座にも色濃く出ていて、新鮮な内容でした。
私なりに感じたことをまとめております。
もしよろしければ、ご一読いただけますと幸いです。

●AJECオンライン6月編集講座●       
・テーマ: 編集の基礎ー工程と役割ー
・講  師:藤本隆(ふじもと・たかし)氏
          株式会社プランディット 編集事業部
・日  時:2023年6月22日 (木) 18:00~19:30(90分)

何度耳にしてもインパクトの強い言葉として、「編集者は扇の要」「後工程はお客様」のふたつがあります。
かつて、何度も耳にしているのに、時間が経ち、その言葉を聴く機会を持たずにいると、知らず知らずのうちに、その考え方も自分の中から抜け落ちてしまいます。
今回改めて、藤本さんより、この言葉を聴いて、大事な話は何度でも聴くことが大事であることを認識しました。

《知っていること》と《理解していること》とは、似て非なるものだと思い、日々過ごしておりますが、藤本さんからうかがう話は、実は自分のなかで《知っていること》にとどまっている内容ばかりで、自分は編集に関わる基礎的なことを、まだまだ理解していないことに気づかされました。

藤本さんは《1冊の本ができるまで》の工程を
「企画立案」「原稿準備」「組版」「製版」「印刷」「製本」と整理されました。

編集者が主に関わる「企画立案」「原稿準備」の段階では、執筆者、校正・校閲者、デザイナーさんなどとのやり取りが必要になります。

執筆者との関わりひとつ取っても、
・このテーマに合う執筆者はどんな人が最適か?
・執筆に先立ち、取材の進め方、資料集めをどのように進めるか?
・想定した執筆者に《その時期に対応できない》と言われたらどうするか?
などのやり取りが必要になります。

一方で、「組版」段階では、直接作業に関わることがないにせよ、
・印刷データとして対応できる組版ソフト・バージョンがどのようなものか?
・納品物として必要なのは、生データとPDFデータの両方なのか?
などのやり取りが必要になります。

そのようなとき、《扇の要》の役割となる編集者が、全工程のポイントを把握することが大切になります。
「編集者は扇の要」という言葉には、そのような意味が集約されていると実感できました。

「後工程はお客様」という言葉も、多数の関係者で進めていく編集制作のキーワードとして忘れられないものです。

編集制作のフローは、長距離リレーに似ているかもしれません。
自分の役割を終えたら、いち早くゴールに到達できるように、次の人にバトンタッチする。
バトンタッチがうまくいかなければ、次の走者が苦しむことになる。
《あとにバトンを受け取る人のことを考えて、仕事を進めましょう》
という配慮・想像が、「後工程はお客様」に込められていると思いました。

最後には、「ChatGPTの衝撃」として、国語の問題作成についても、少し言及されていました。
新しい技術に、積極的に関わる姿勢を学んだ思いです。

日々、新たなことに挑戦しながら、編集の仕事をプライベートと分け隔てなく向き合っておられる藤本さんの姿勢が眩しく感じられた
90分間でした。

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今回もエディット・東京オフィスの塚本鈴夫が,この編集講座のレポートを作成しております。
合わせてご覧いただければ幸いです。
https://www.edit-jp.com/report/20230622/

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「キャラクタードリル」の制作はエディットへ

エディットでは、いま評判の「キャラクタードリル」をいろいろ執筆・編集・制作させていただいています。
エディットのPRで申し訳ありません。

≪具体的な実績≫

●小学館さま【ドラえもんシリーズ】
  1. ドラえもん探求ワールド 自然の脅威と防災
  2. ドラえもん科学ワールド 未来をつくる生き物と技術
  3. ドラえもん探求ワールドspecial SDGsでつくるわたしたちの未来
  4. ドラえもん探求ワールド おもしろいぞ!数の世界
  5. ドラえもん探求ワールド おどろきの化学
●小学館さま【ポケモンずかんドリル】

https://www.shogakukan.co.jp/pr/pokedori/

  1. 小学1年生 かん字
  2. 小学1年生 たしざん・ひきざん
  3. 小学2年生 かん字
  4. 小学2年生 かけ算
  5. 小学2年生 たし算・ひき算
  6. 小学3年生 漢字
  7. 小学3年生 かけ算・わり算
  8. 小学1年生 すう・ずけい・たんい
  9. 小学2年生 数・図形・たんい
  10. 小学3年生 数・図形・たんい
●朝日新聞出版さま『科学クイズ サバイバルシリーズ クイズでわかる地球のためにできること SDGsのサバイバル』


https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23694

  • 科学クイズ サバイバルシリーズ クイズでわかる地球のためにできること SDGsのサバイバル
●KADOKAWAさま『にゃんこ大戦争 すごすぎる!  偉人の名言強く生きていくにゃ編』

https://www.kadokawa.co.jp/product/322208000234/

  • にゃんこ大戦争 すごすぎる!偉人の名言強く生きていくにゃ編
●集英社さま【キメツ学園全集中ドリル】


https://kimetsu.com/comics/drill/

  • 音の呼吸編
  • 炎の呼吸編
  • 水の呼吸編
  • 蟲の呼吸編
  • 霞の呼吸編

(以後の4編も担当)

●JTBパブリッシングさま【るるぶマンガとクイズで楽しく学ぶ!】


・未来のくらし
・小学生の英語
・平和と世界
→「小学生の英語」「平和と世界」の詳細は下記にまとめられています。
 https://jtbpublishing.co.jp/topics/CL000548

※上記6つのシリーズは、一部、組版・イラスト作成について、版元さまで手配されるケースがありますが、基本的には原稿作成・編集・校正・DTP組版・イラスト作成など一式を協力させていただいています。
※そのほか、小学校向けには準拠教材(ワーク・ドリル・テスト)を多数作成しています。

≪漫画・キャラクタードリルなど、小学生向け各種教材のエディットの強み≫

●トータル(企画構成、原稿作成、編集校正、DTP組版(デザイン組版含む)、イラスト・図版・漫画作成)で、制作態勢をとることができます。
  • クライアントさまと協議しながら、企画構成(台割作成・紙面フォーマット)から対応します。
  • ビジュアル的な誌面デザイン、ページごとに異なるデザイン組版などに柔軟に対応します。
  • 教材制作で培った図版作成、写真収集、許諾申請などについてもセットで対応します。
  • 親しみやすく学ばせるための、導入漫画をストーリー制作から対応します。
  • 漫画家さん、イラストレーターさん、デザイナーさんとのネットワークが充実しています。
  • もちろん教材系の執筆者さんとのネットワークはさらに充実しています。
  • 教科書や学習指導要領に基づいた、わかりやすい解説が自慢です。
  • WEB会議での設備・環境も充実しています。
     オンラインでの定期的な打ち合わせを行いながら、制作進行上の認識齟齬の解消、スケジュール遅延解消などに務め、日々のコミュニケーションを大事にしています。
●東京・名古屋・大阪の3拠点の各部署と連携しながら、柔軟な業務態勢をとらせていただいています。
  • 名古屋本社は60人以上の態勢で5教科それぞれのセクションがあります。
    また、一般書籍の編集・制作セクションもあります。
  • 東京オフィス(飯田橋)、大阪オフィス(淀屋橋)も、それぞれ10人以上の態勢で業務を行っています。
●漫画・キャラクタードリルなどの小学生向け各種教材は、5教科どの分野も対応可能です。
  • ご希望の企画をお聞かせいただき、エディット全80名以上の社員
  • スタッフのチームワークを生かして、つねに前向きに対応させていただきます。

━━【本づくり、教材づくりでお困りのときはエディットへ】━━
株式会社 エディット https://www.edit-jp.com/
企画ソリューション部/伊藤 隆
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〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-25 飯田橋ハイタウン727号
phone:03-5225-0981 fax:03-3266-5072
(大阪オフィス)
〒541-0041 大阪市中央区北浜3-5-19 淀屋橋ホワイトビル612号
phone:06-6208-0501 fax:06-6208-0502
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